- Case

デザイン・ファッションと美容・ブライダルの複合専門学校の学校案内冊子、Webサイト、その他の広報ツール、看板などを一貫してご依頼いただいた事例から、Webサイト制作のポイントをご紹介します。
大学や専門学校のWebサイトの多くは、入学希望者を集めることを主な目的とした情報発信をしています。 資料の配布やオープンキャンパスの開催といった広報活動においては、学校案内冊子やポスターとともに、ターゲット層とのファースト・コンタクトとなる確率の高いツールです。 近年は、ターゲット層が一番多く目を通すメディアがWebサイトになっています。特に閲覧比率が高いスマートフォンでの見やすさ・使いやすさに配慮することが不可欠です。 効果的な運営を目指すうえでは、目的・目標の設定、サイト設計、コンテンツの内容、アクセス解析、SEO対策、SNS対応、最新情報の発信など、多様な工夫が求められます。
紙媒体も含めての全体のブランディングをご依頼いただいているため、まずは、クオリティの高い原稿作成と写真撮影に注力しました。そして学校案内冊子との相乗効果を前提としたサイト設計を考案しました。
大学や専門学校の場合、ターゲット層は高校1年から最大3年の期間、繰り返しサイトを訪れることになります。毎年リニューアルする学校案内冊子とともに、Webサイトも連動して容易にイメージチェンジができるサイト設計が求められます。

公開後の更新もすべて弊社が担当し、年間スケジュールにのっとって適宜バナーを変更したり、新規バナーを作成したりしています。また、高校生に向けた情報発信を細やかに継続するために「最新のニュース」のブログページを設置し、こちらも弊社が更新を担当。記事は、事前にご提供いただいた元原稿と写真をもとにリライトし、異ジャンルの5学科13コースに偏りが出ないよう配慮して更新しています。SNSの運用とともに、根気強くブログ更新をサポートするのは、コンテンツの蓄積がブランディングの側面で大きな財産になるからです。もちろん月々のアクセスなども集約し、改善が必要な場合はその方針と方法をお伝えします。
まるでWebサイト専任の広報担当者が在中しているような感覚で、お任せいただけます。
閲覧するたびに新たな発見のあるタイムリーな情報が更新されていれば、学校選びに迷っている生徒たちがまた訪れたくなります。オープンキャンパスに複数回参加すると、入学比率が格段に上がるというデータがあります。まずは「定期的に見たくなる」を仕掛けるWebサイトやSNSの運営が大切です。一度印刷してしまうと最新情報が更新できなくなる学校案内冊子にはできない役割を担うのが、Webサイトです。申し込みに気持ちが向きやすいタイミングを見極め、適切な情報を更新する。それが目標達成の鍵になります。

資料請求と、オープンキャンパスの参加申し込みは、学校のWebサイトでは特に重要な要素です。学校案内冊子の表紙イラストを活かしたボタン、生き生きとした学生たちの写真をアイキャッチにしたバナーを作成し、クリックしたくなるインターフェイスをデザインしました。
共感性のあるビジュアルをボタンに使用することで、リアクションのハードルを下げることができます。学校のWebサイトでは、いつどこのページを見ていても資料請求やオープンキャンパス参加申し込みへの導線は、不快感を与えないよう、さりげなく配置されていることが重要です。
